あらきさん、ご無沙汰しております。いまだ同じ境遇にいます・・ 今年もPMF1回も聴かずでした。期間中の昼間、キタラのチケットセンターまでは何度か用事で行きましたが、「本当に今PMF期間なの?」というくらいキタラではPMFの盛り上がりがない、普段と変わらない静かなキタラが異常に思えました。期間中の工夫もなにもない!
男がおとなしいというの同感です。今回のオケも聴いてはいませんが、想像がつきます。音楽ができるのと、音楽をやりたいは違いますよね。「やりたい、表現したい!」という意欲があれば、自ずと音にも出るし、姿でもわかる、生でもCDでも伝わるものです。古い往年の演奏家の演奏、貧しい音であっても聴いていて鳥肌立つものっていっぱいあります。最近聴いたのでは、1956年クナッパーツブッシュの「ニーベルングの指環」の「ワルキューレ」最後の「ヴォータンの別れ」ヴォータンはハンス・ホッター。この激唱は、もう楽譜の存在を感じない領域です。凄かった! 私の39歳で亡くなった歌の恩師、表現のことはとにかく厳しかったです。 先生がリサイタルで歌われたドンホセの「花の歌」の情熱的表現、忘れたくありません! 「音楽を表現したい!伝えたい!」という人が今後育って欲しいです! それに気づかないと音楽界は・・ |