あらきさん こんばんは(おはようございます)。
以前、 >個人的には「カップラーメン図鑑」がリンク切れなのが残念でした(笑)。 とおっしゃって下さったのを思い出して、「自分はどんなページを作ろうとしてたんだ?」と、当時(7,8年前)書いていた門外不出の“カップラーメン評”をマイ・Macから探し出しました。
そこで私が目にしたモノは・・・。これはす、すごい。 一例をコピペしてみます。札幌ネタで、「すみれ」という単語が出てくるのをあえて。
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濃旨豚みそ(こいうまとんみそ)★★★(5点満点中) 明星 248円 ChibaWalker共同企画 「カップ麺の常識を越えた「濃厚とろ塩」を生んだ千葉拉麺四天王シリーズ、待望の第二弾。 浦安マルバ小松征司と末広家中田唱義が威信を懸けて挑戦した新・味噌拉麺 業界初の四店主合作からいよいよ舞台は競作へ・・・」 エネルギー554kcal 内容量138グラム 麺65グラム 5分 乾燥かやく 液体スープ(味噌) コクのたれ(黒っぽい液体)
癖の強いくささが部屋に充満する。動物系のくささと赤味噌のくささが混ざってとにかく強烈である。
まず表面を覆う油の量がすごい。“すみれ”ばりの油である。さらに背脂もどきが少量だが浮かんでいる。以前「背脂なんとかラーメン」というとにかく趣味の悪いカップラーメンがあったが、それと同じ背脂が浮いている。カップ用の背脂は、店でよく見るあれとはまったく異質のものなのだ。 例えて言うなら「グミ」みたいなもの。ぶにぶにして固い。「これが脂か!!」と怒りがこみ上げる気持ち悪さである。 それが表面一杯無数に浮いていたあの「背脂なんとかラーメン」、許せなかった・・・。 今回のこれはまあ、気付くか気付かないかの少量なので、許す。
麺は、カップラーメンでは一番太い部類だ。精一杯太くしたという努力がうかがえる。 よく見ると、茶色いつぶつぶしたものが練り込まれている。何かの穀類を荒く挽いて混ぜたのだろう。でもなんの効果があるのかなあ。香り?歯ごたえ?よくわからなかった。だってスープが強すぎて。
具はキャベツとほうれん草と赤ピーマンが確認できた。もっと多かったら、この濃いスープから救われるのに・・・。
最後の方になると、もう味噌田楽や鮭のちゃんちゃん焼きでも食べていると錯覚するほど、口が味噌だらけになる。 こんなに「味噌」そのものなラーメンは初めてだ。 スープをたくさん飲む気にはちょっとなれない。
上品さや繊細さがこれっぽっちもなかった。「やる気だけはあります!」そんな感じ。
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自分で読んで爆笑。デザインの仕事が一段落したので、さて寝るかという時に、あまりに衝撃的で目が冴えてしまいましたよ。どうしてくれましょう、あらきさん。 20〜30種類のカップラーメンについて、こんな文章+写真それぞれ3枚くらいで熱く語っています。私は味王か。 もう手に負えないほどのあぼーんですね。 |