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札響のプロフィールは公式サイトの楽団紹介コーナーをご覧ください。
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札響TOPIC'S(主観的に書いてます)
05年以前の過去の記事は一番から行けます。
武田さんは桐朋学園大学チェロ科を首席で卒業。第6回札幌ジュニアチェロコンクール最優秀賞。06年桐朋学園オーケストラ(秋山和慶指揮)とエルガーのチェロ協奏曲を共演。宮崎国際音楽祭、04年にPMF参加などの受賞歴や経歴があります。札響には2年半ほど前からエキストラ出演していました。 札響はエキストラ時代から暖かい雰囲気とスケールの大きな演奏が好きだったので入団できて本当に嬉しい。札幌の土地は欧州に似ていて季候もよく楽器もよく鳴る。入団してからは道内各地への演奏旅行が楽しい。これからは札響独特の大きなフレーズ感を獲得したい。それから室内楽をできる仲間を得たい。と語ってくれました。 趣味は映画、絵画鑑賞、古い映画鑑賞(特に好きな監督はヒッチコック。特に好きな映画は「めぐり逢い」(1939年・米)。
多川さんは東京芸大卒業、ドイツマンハイム音楽大学を最高得点で卒業。小・中学生のころから全日本学生音楽コンクールなど国内の多くのコンクールで受賞歴があります。 札響のオーディションを受けるきっかけは、2006年の東京公演(尾高さん・マーラー5番)の演奏を聴いて感銘を受けたこと、コンサートマスターの三上さんはじめ、尊敬できる先輩が多かったことなど。 実際に入団してからは、オケが大好きなので、毎日つぎつぎに新しい曲を演奏できるのは大変だけどエキサイティングでとにかく楽しい。同年代も多いし皆優しいので入団前の不安は一気に消えた、とのこと。 趣味はガールズトーク!
川崎さんは1883年入団で26年間にわたり札響のチェロを支えてきました。姐御肌(笑)で楽員からの信頼もとても厚い人でした。私も入団する前から大変お世話になりました。しばらくしたらまた札響にエキストラとして出演することもあるかもしれませんが、それまではしばしお別れです。 最後の定期では、ブルックナー演奏後舞台で花束が送られました。
岡部亜希子さん
今回は短期間で本当に多くの楽員が入れ代わりました。こんなことは初めてです。更新しがいがありました。みなさん頑張ってください。(最近は入団と退団の報告コーナーになってしまっているな・・(^_^;) )
最後の定期となった12月定期では新入団員の冨田さんと、客席からも花束が贈られていました。楽員からは富樫さんの希望で札響の定期会員権が贈られました。「来月からは客席で気楽に聴かせてもらいます」との挨拶の言葉でリハーサル前の空気がなごみました。 長い間本当にお疲れ様でした。淋しくなります。 【富樫さんからのメッセージ】
●今月は、定年ではありませんが、ヴァイオリンの江口龍二さん、竹内愛さん、小笠原優子さんが退団します。この2ヶ月間はかつてなかったほど多くの楽員が入れ代わりました。みなさん新しい地でのご活躍をお祈りしています。
小林美和子さん
冨田麻衣子さん
14日、15日が定期演奏会初登場でしたのでご紹介します。 中村菜見子さん(ヴァイオリン) (中村さんの作品はとても本格的。私も負けないように頑張りたいと思います)
猿渡 輔(たすく)さん(チェロ) (猿渡さんはとても好青年です。やはりチェリストには好青年が多いのでしょうか!)
ヴィオラは11才から(!)やっていたそうで、近所の教室の室内オケで6才から始めたヴァイオリンから11才でヴィオラに代ったそうです。 札響には何度かエキストラで来るうちに、欧州的な季候と、オケの暖かい雰囲気がすっかり気に入ったそうです。空気も食べ物もおいしく、持病のアトピーが良くなったとか。 これから札幌でしたいことは、室内楽が好きなので、一緒にできるメンバーを見つけたい。それから札響のアンサンブルに貢献できる首席奏者を目指したいとのことです。 ちなみに小峰さんは、招聘楽員ではなくオーディションで入った団員首席です。
一戸さんは1970年入団。’86年から’02年までは首席奏者をつとめ、38年6ヶ月に渡って札響を支えてきました。入団して札幌に飛行機で着いた前日に、よど号ハイジャック事件があったそうです。 記憶に残っている演奏会は80年代前半に富良野であったグリーンコンサート。遠くの山にオケの音がこだまして帰って来たのが印象的だったそうです。(その時の指揮者も尾高さんだったとか) 最後の定期となった”ピーター・グライムス”の終演後、尾高さんに紹介され、花束を受け取った後、ゆっくりとお辞儀してお客さんの拍手に応えていました。
エリシュカ氏と札響の”出会い”についてのエピソードはすでにいろいろなところで書かれていますので割愛しますが、楽員がエリシュカ氏を心から迎えた、というのが事実だとういうことは、このCDを聴いていただければお分かりになるはず。 関係者向けに配られたものを聴きましたが、私が言うのもなんですが素晴らしい演奏です。特に、”タラスブーリバ”は難曲ですが、3日間ある練習の70%くらいの時間をかけて仕上げただけあって音楽的で、かつ素晴らしいまとまりです。 これまた私が言うのもナンですが、札響が中欧か東欧の粋なオケみたいな音になってます。 今回逃すと入手が困難になることも予想されますので、是非お買い求めください。 amazonで購入できます。
菜々ちゃんは01年9月入団。当H.P.のここにも載ってます。 菜々ちゃんとはオケ以外にも一緒にアンサンブルをしたり飲み仲間だったし、居候部屋も書いてもらってたり、親しかったのでお別れはホントに淋しいです。このコーナーに菜々ちゃんの退団記事を書くことになろうとは・・・・(溜め息)。ですが、めでたいことなので仕方ないです。札響を辞めるのは本人も本当に辛そうです。札響のみんなも嬉しいけど淋しいです。なので必ず幸せになってください。 6月定期では最後のロビーコンサートでシューベルトの弦楽5重奏を演奏します。是非聴きに来てください。
宮崎県出身。武蔵野音楽大学を卒業後、ハンガリーのリスト音楽院に留学。帰国後はフリーで3年間活動していたということです。 フリー期間中もオーケストラ志望で、色々なオケにエキストラ出演していたそうです。札響との出会いは2月にエキストラ出演したのが初めてで、音が大きいオケというのが第一印象だったそうです。 「札響はとにかくホールと練習環境に恵まれているし、余裕のある環境のなかでじっくり音楽に取り組めそうなのが自分に合っている。入団できてとても嬉しい。今後は自分のペースを作りながら、ゆくゆくは後進の指導にも力を注いでいければ」。ということです。 趣味は釣り、庭作り。
エリシュカ氏は一昨年前の札響定期を皮切りに日本で大ブレイクしました。エリシュカ氏の日本での公演予定などは例えば「日本ヤナーチェク友の会Web」さんあたりを参考にされるとよいかと思います。 今日(4月10日)は練習後、キタラレストランで札響主催のエリシュカ氏の歓迎パーティーが催されました。下の写真は4月6日に77歳の誕生日を迎えられたエリシュカ氏に誕生日ケーキが贈られたところです。(右側は奥様) エリシュカさんの練習は、楽曲の持つ揺るぎないテンポがオケに染み渡るまで徹底的に反復練習する・・、という感じです。けして楽な練習ではありません。 エリシュカさんは英語が話せないので(ドイツ語は話せるみたい)練習にはチェコ語の通訳の方が付きます。英語が話せない指揮者というのも現代では貴重です。「札響にチェコ音楽の神髄を伝えたい」と就任の挨拶で抱負を語られました。まさにそれが出来る世界で最後の指揮者かもしれません。札響は今とてもとても貴重な体験をさせてもらっていると思います。 これからは年に一回ペースで定期演奏会に出演する予定とのことですが、早くも来年の出演が待ち遠しいです。
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