11月4日(最終回)
今日は英国での最終日で休日です。演奏会は全部終わったので一日のんびりとエジンバラの休日を楽しみました。上の写真はエジンバラ城の前で撮った記念写真。観光客がたくさんいました。
入場料7.5ポンド(1,500円)払って入場すると中で各国語の説明ウォークマンを借りれます。日本語もありました。みんなヘッドフォンしながら城内を見てます。
ヘッドフォンで解説を聞いているのでみんな無表情&無言で思い思いの方角を見て立ってます。ペンギンみたいです。
城内の砲台から見たベルファストの新市街。新市街と言ってもできたのは18世紀。スコットランドがイングランドに統合されたのは1707年。それまで両王国は血で血を洗う戦争を何百年も続けていたわけですが、いかにも戦闘本意で作られた城でした。
街中にはバグパイプの大道芸人をよく見かけます。ケースにチップを入れて記念写真。この後は街を歩いてお土産を買ったりして過ごしました。夜は何人かでイタ飯屋に行きました。英国は食べ物が日本人の口に合わないという話はよく聞いていまいしたがそのとおりでした。旅行中食べ物にははっきり言って不自由しました。旅行の後半は昼はハンバーガー、夜はイタ飯かカレー屋か中華料理ばかり食べてました。 エジンバラのCD屋さんで札響のCD発見との情報を得て、これは是非売っているところをを写真に撮らねばと思い探し周ったのですが、発見できませんでした。とても残念。 11月6日夜(日本時間)追記:上の文章を書いた翌日、チャックアウトから出発までの時間を利用して再び街の中心部に行きCD屋さんと札響CDを発見しました。 街の駅前通りの西端にあったHMV。 「TAKEMITSU」のインデックスのところにしっかり2枚おいてました。世界中で売られている「札響CD」の証拠写真です(^^)。
スコットランドの庶民のプライドというかイングランド嫌いはかなりのものの様です。ここまで独立色が強い土地柄とは来るまで想像できませんでした。イングランドとは全く別の国のように見えます。何世紀も続いた残酷な戦争の記憶はそう簡単に薄らがないということでしょうか。この街全体を包んでいるどこか底暗い雰囲気はそうした歴史と無関係では無いのかもしれません。 この英国便りのベルファストの回で「英国には2種類の通貨がある」と書きましたが間違いでした。2種類どころかスコットランドだけでも4種類の通貨がありました。スコットランド内ではお釣りはほとんどスコットランド紙幣で帰ってきます。国内の価値は全国紙幣と同等ですが国際価値はないそうです。 この旅行でイングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランドと英国全国を周って政治的なこと以外にもそれぞれ土地柄、人柄、街並みが全て違ってとても興味深かったです。ここは紛れもなく”連合王国”なんですね。
長い旅行も終わりです。沢山の書き込みやメール、情報提供など本当にありがとうございました。お蔭様で何倍も得がたい旅行になりました。撮影や更新は楽ではありませんでしたが、とてもインターネット的な体験ができて楽しかったです。 明日は昼の便でエジンバラ空港を経って、ヒースロー空港、成田空港、千歳空港と移動です。札幌に着くのは6日の夜です。 ではでは (^^)/~~~
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