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春の祭典 投稿者:海の老人 投稿日:2008/06/18(Wed) 22:26 No.695  
今月の定期は現代物が得意の高関さんが振ります。エキストラもかなり入れて、ゴージャスの響きが期待できそう。ハルサイはラトルとベルリンフィルが取り組んだ若者向けのプロジェクトでも取り上げていました。札幌の若者たち集まれ。ラフマニノフの3番を弾くリフシェッツはデビューした頃、ロシアの貴公子と呼ばれた。今年の上半期を締めくくるにふさわしい顔ぶれと曲目。2日間とも満席になーれ!。


次回の札響への旅 投稿者:横尾 順 投稿日:2008/06/16(Mon) 23:18 No.694  
横尾@長野県安曇野と申します。皆様、荒木先生お元気でしょうか?次回札響を聴かせて頂く日程ですが、
・4日(金)  Kitaraのバースデイ 〜オール・モーツァルト・プログラム〜
・5日(土)  PMF<演奏会番号2> 札幌交響楽団演奏会 〜PMFウェルカムコンサート〜
以上を予定しております。定期演奏会以外では初めてですが、少しリラックスして楽しみたいと思います。特に連けて、高関先生、尾高先生の指揮というのは贅沢だなーと自画自賛?しています。名演を楽しみにしています。どうぞ宜しくお願い致します。


今晩の定期を聞いて 投稿者:Todo 投稿日:2008/05/24(Sat) 00:00 No.692  
初めて投稿します。今晩定期演奏会聴いてきました。
モーツァルト40番。古典的な形式美を重視した演奏。適切な速さ、インテンポで淡々と進んで行く中に、ほのかなロマンが漂ってくる演奏。尾高さんはゆったり目のテンポで引き締まった音楽を作る。かっちりと音楽を作りながらも、フレームの大きな音楽を聴かせてくれる。終楽章もことさら誇張することなく、沈み込むこともない、形式のしっかりした余韻の美しい演奏。
 マーラー4番。尾高さんの緻密な指揮が冴える。メリハリのきいた1楽章。ホルンの橋本さんがすばらしい!ヴァイオリンとヴィオラの掛け合いの楽しい2楽章。ヴァイオリンはもちろんよかったがヴィオラがすてきだったでも尾高さんが一番気合いを入れていたのは3楽章ではないか。中間部はテンポを落としじっくりと沈み込む。いつも尾高さんのアレグロは遅めだが緩徐楽章は早めである。こんなにじっくりと歌うのは珍しい。4楽章のソロは天羽昭恵。キンキンしない柔らかい美声でこの曲にぴったり。天上の音楽を楽しめた。
 尾高さんはいつもレベルの高い演奏を聴かしてくれる。札響もそれに応えていると思うが、いつも残念に思うのはヴァオイリン。全体的に鳴りが浅く、特に高音の強奏は安っぽい音がする。ボーイングのせい?大平さんがコンマスの時は特に、弓づかいの小さい人が多いのが大平さんのダイナミックなボーイングと比べて目立つ。それとも楽器が悪いのだろうか?
 尾高さんはマーラーとブルックナーを必ず1曲ずつ定期に取り上げてくれる。2月にはブルックナーの4番が予定されていて、嬉しい。今年の9番が今ひとつだったので期待したい。
(9番は難しい曲だ。娯楽性や耳障りのよい美しさがほとんどない曲である。予習の必要な曲である)その点4番はまだ気軽に聞ける。ブルックナーにしては旋律も美しい。今から楽しみ!!


Re: 今晩の定期を聞いて ライブラリアン - 2008/06/04(Wed) 08:38 No.693  

 私は土曜日のマチネーを聴きましたが、マーラーが終わった後、拍手までかなり静寂な余韻がありました。3月定期は聴けなかったのですが、ゴーシュを読むと残念なフライング拍手が話題となっていました。派手に終わる曲ならそれも許されると思いますが、4番のような曲は、じっくりと余韻を楽しみたいものです。
 東京に住んでいた頃N響をよく聴きましたが、N響定期のフライング拍手はひどいものでした。最近のN響アワーを観ていても変っていないと思います。その点今回の定期は、マチネーで中学生が大勢入っていても、よく長い余韻が創られました。


News & Topic's 投稿者:ゆり 投稿日:2008/05/02(Fri) 21:04 No.688  
札響のHPに、定期演奏会後に行われた、エリシュカさんの記者会見の記事が掲載されていました。
拝読して、胸があつくなりました。
次回の演奏会、ますます楽しみになりました。


Re: News & Topic's 横尾 順 - 2008/05/04(Sun) 16:45 No.689  

ゆり様のお陰で記事を拝見できました(全然気がつかなかったので…)。確かに胸が熱くなりますね。エリシュカさんは、札響への思いもさることながら、日本とチェコの橋渡しにもなりたいという趣旨をおっしゃっていて、御年77歳とは思えないバイタリティですね。札響には来年の4月の定期演奏会で指揮される様です。非常に楽しみですね。


札響の新譜は(エルガー) 投稿者:横尾 順 投稿日:2008/04/09(Wed) 00:21 No.678  
皆様こんにちは。くらさん様ドヴォルザークお楽しみを。ところで、先月の定期演奏会で発売されたエルガーのCDを既に聴かれた方はいらっしゃいますでしょうか?定期演奏会の会場で売られているのを見ていながら「HMVさんのホームページで予約したからすぐに来るだろう」と思い買わなかったのが災いし、実はまだ手に入れておりません。入荷が遅れている様です。そこで、既に聴かれた方がいらっしゃればご感想伺いたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
(4月の定期演奏会が今週ですね。ドヴォルザークの6番私大好きな曲です。名演になるのを祈っています)


Re: 札響の新譜は(エルガー) 横尾 順 - 2008/04/23(Wed) 21:35 No.687  

エルガーのCDやっと聴きました。尾高札響の名コンビによる最高の演奏の発売ではないかと思います。実際馴染みのない曲だったのですが、この大曲と言って良い3番を将に手中に納め、エルガーの描く良き時代のイギリスを雄弁に語り尽くしていると思います。第四楽章の冒頭など、決して誇張せず、気高い金管楽器など実に素晴らしい。ここには他のヴィルトオーソオーケストラではできない、尾高先生と札響でしかできない音楽の世界がある気がします。このCDを何回も聴いて、11月の定期演奏会に臨みたいと思っています。まだの方も是非聴いてみて頂けると幸いです。本当にいい音がしますよ。


札響の新譜は? 投稿者:横尾 順 投稿日:2007/11/20(Tue) 22:41 No.562  
横尾@長野県安曇野です。しつこくてすいませんが、皆様の中で札響尾高先生のドボルザーク8番、9番のカップリングの新譜は聴いていらっしゃいませんでしょうか?是非レビューを聴かせて頂きたいです(^^)。HMVで予約しましたが11月末の入荷予定になっています。札響の11月定期では手に入ったと思いますので、既にお聴きになった方は是非。


Re: 札響の新譜は? Traviata - 2007/12/01(Sat) 01:25 No.584   <Home>

とっても柔らかな音で優しいドヴォルジャークだと思いました。
柔らかくて優しい(特に弦パート)音色がドヴォルジャークの音楽に感じる『郷愁』のようなものを、表現しているように感じました。

場所はKitaraだし録音も良いのでしょうが、ウチの再生機器はショボイし、あまり関心が無いので録音に関しては良く解りません。

専門的なことは解りませんし詳しい解説もできませんが、あまり猛々しくない穏やかな演奏が、私は好きです。

白樺の木立の向こうに夕陽が沈んでゆく景色
夕焼けでオレンジ色に染まった景色
そんな景色が浮びます。


Re: 札響の新譜は? 横尾 順 - 2007/12/01(Sat) 19:55 No.586  

Trabiata様、コメントありがとうございます。HMVの入荷が遅れているのか、予定の11月末には出荷されませんでした。まだ聴けていないのです…。「柔らかくて優しい音色」というのが、なるほどなーと思えるところですね。きっとkitaraの響きが良いのでしょうね。私は東京在住の時はサントリーホールなどにも何回も行きましたが、比較してもkitaraの方が絶対に良いと思います。今回の札響のドボルジャークではどちらの曲も第二楽章を聴くのを特に楽しみにしています。


Re: 札響の新譜は? ta-to - 2007/12/05(Wed) 22:56 No.594  

簡単な説明になりますが。

第八番〜今まで聞いたことがないくらい
鮮明な描写だと思います。
 感情に任せるのではなく、すごくゆっくりとしたテンポで
まるで クレンペラーが指揮している? なんて思うくらいのテンポなんですが、それがすごく 良くって
楽譜が鮮明に浮かんできます。

9番はまた違った印象でしたが、晩秋の雰囲気たっぷりです。

しかし、8盤ほど強烈な印象がなかったです。

あと、前回の第九の時にも感じたのですが
録音レベルが低いのが、気になったかなぁ〜
もう少し近い音が好きなもので
どことなく、作られた音っぽいかなぁ〜って感じです。

こんな、感じです。

 


Re: 札響の新譜は? 横尾 順 - 2007/12/05(Wed) 23:22 No.596  

ta-to様、ありがとうございます。残念ながら予約しているHMVには入荷が遅れている様でまだ聴けていません。そうですか、まずは8番ですね。演奏時間は確認済みなのですが、8番は非常に私の好みでした。9番の有名な第二楽章のアダージョが少し早いかなと思っているのですが、まあとにかく早く聴きたいです。


Re: 札響の新譜は? 横尾 順 - 2007/12/22(Sat) 15:07 No.613  

ようやくCDを手に入れまして5回ほど擦り切れるまで(笑い)聴かせて頂きました。素晴らしいCDが出たものだと思います。まずは技術の高さですね。伏せて聴いてもらって、オーケストラが札響と当てられる人はいないでしょう。欧米の一流オーケストラと思うに違いありません。全般的には、奇を狙うことなく、むしろ劇的なところを抑え、楽譜を忠実に実現した素晴らしい演奏だと思います。例えば、8番の第一楽章でフルートがソロを吹いてドボルザークの雰囲気が整い淡々とドボルザークの世界が描かれはじめるところ。大向こうを納得させようと大風呂敷を広げる演奏が多い中、洗練された音と、且つ朴訥としたこのドボルザークの世界は、何回も何回も聴きたくなる演奏だと思います。特に8番の2楽章や9番の2楽章は気に入りました。すごく癒される気がします。病院の待合室とかでかけると患者様が良くなるかもしれません。ということで、未聴の方は是非聴いてみて頂ければ幸いです。


Re: 札響の新譜は? くらさん - 2008/04/08(Tue) 20:44 No.677  

横尾様、皆様、こんばんは。

亀RESで失礼いたします。
遅ればせながら私も今日CDを入手いたしました。通販ですが、在庫が一時無くなっていたようで、納入が大幅に遅れていました。ついにというか、あのジャケットに入ってCDが手元に届きました。さっそく、これから聴こうと思いますが、とても楽しみです。


Re: 札響の新譜は? くらさん - 2008/04/21(Mon) 20:14 No.686  

横尾様、皆様、こんばんは。

待たされた甲斐がありました。耳障りな音が全く無いといったら良いでしょうか、何回も聴きたくなる演奏というのが私なりの第一印象でした。さらに聴き込ませていただきたいと思います


定期演奏会 投稿者:ゆり 投稿日:2008/04/12(Sat) 21:55 No.680  
昨日、定期演奏会にうかがいました。
気付いたら、腕が痛くなる程、拍手をしていました。
いつも以上に、みなさんが集中されて演奏をされていたように感じました。
会場全体にも、良い意味での緊張感、一体感があったように思います。
エリシュカさん指揮による次回の演奏会が、今から待ち遠しいです。


Re: 定期演奏会 あらき@管理人 - 2008/04/14(Mon) 08:51 No.681  

2日間とも客席もすごい熱気でしたね。
ステージ上も心地よい緊張感の演奏会だったと思います。
エリシュカさんの次回の来札が待ち遠しいです。


Re: 定期演奏会 ライブラリアン - 2008/04/14(Mon) 10:07 No.682  

エリシュカさんの人気は、札幌から大阪、東京まで広がっていいるようですね。秋は大阪フィルとヤナーチェック、来春はN響で「わが祖国」を振られるとのことです。
今月5日の都響との演奏会では、楽員がいなくなったステージに呼び出されたそうですが、それに比べ札響の聴衆はクールだったと思います。
評論家東条碩夫さんのブログでは、いまひとつ楽員が共感していない都響に比べ、真剣に弾く札響の演奏は格段の差と書かれました。曲目が前回の「シェラザード」や都響とのチャイコフスキーの5番に比べ地味なドボルジャークの6番だったせいでしょうか。6番はドボルジャークらしいメロディーの美しい極ですが、ポピュラーな8番、9番に比べ展開が少し単調な気はします。しかしそんな曲をこれだけ聴かせたエリシュカさんの指揮はたいしたものと感じました。次回はどんな曲を演奏してくれるか楽しみです。
エリシュカさんのリハーサルは、適格だが厳しく、反発する団員がいて、都響の共感しない部分はそれではないかとの憶測もありますが、札響でのリハーサルはどうだったのでしょうか。東條さんのブログでは、リハーサルの方がすっと美しい演奏をしていたとのことですが、私の聴いた2日目では、1日目よりリハーサルに近かったのか、特にドボルジャークでは綺麗な音がしていました。しかしドボルジャーク、ヤナーチェックに比べ、モーツアルトは伊藤恵さんのピアノも札響も少し平板な演奏と思いました。


Re: 定期演奏会 不思議な角笛 - 2008/04/14(Mon) 22:32 No.683  

エリシュカさんブラボーでした。ドボルジャークは事前にCD(クーベリック)で予習?しましたが、ヤナーチェクがこれほど良い曲だとは思いませんでした。ドボルジャークの終楽章では思わず目頭が熱くなりました。アンケートにも書きましたが年に1回とは言わず、2回は振って欲しいですね。1回はお国物(「我が祖国」を是非、札響で!)、もう1回はそれ以外から(ドイツ物もかなり良いのでは)。マエストロが指揮棒を飛ばした後の荒木さんのフォロー(?)もお見事でした。何よりエリシュカさんの音楽を全身全霊で表現した札響にブラボーです。


Re: 定期演奏会 あらき@管理人 - 2008/04/14(Mon) 23:23 No.684  

東条さんとはゲネプロ後に少しお話しすることができましたが、お世辞抜きで非常に褒めてくださってるご様子でした(^^)。道新に全文が掲載されるのが楽しみです。
会場には東京の音楽関係者がいつもより多かった気がします。今後反響があるのかが楽しみです。

不思議な角笛さん>いや〜、見られてるもんですね>指揮棒。
連携プレイが成功しました(笑)。


Re: 定期演奏会 横尾 順 - 2008/04/16(Wed) 00:16 No.685  

横尾@安曇野と申します。数日上京してホームページを見られなかったのでようやく皆様の熱いレビューに目を通しています。今月の定期も素晴らしい演奏で大成功に終わった様で非常に嬉しく思います。やっぱり札響は中欧の作曲家の曲が合っているのではないでしょうか。先月のスメタナ〜ドヴォルザークと頑張って続けて聴けば良かったかな。エリシュカさんについては、不思議な角笛様のおっしゃる様に年に2回位登場して頂けると聴きに行くチャンスが増えて有難いです。エリシュカさん、札響のメンバーの皆様定演お疲れ様でした。


コバケン 投稿者:海の老人 投稿日:2008/03/21(Fri) 23:01 No.664  
久しぶりに満員となった大ホール。やはり「コバケン」と「我が祖国」効果なのでしょうか。フライング気味の拍手と「ウォー」とかいう歓声。ともかく、お客さんは大喜びのようでした。初めて見た?コバケン、聞かせどころは身をよじって盛り上げる。楽員にも聴衆にもサービス精神たっぷり。演奏会の前に1956年のハンガリー動乱(といっても知らない人が多いでしょうが)を描いた映画を見ました。ソ連軍に小銃や火炎瓶で立ち向かう激情、撤収するというごまかしを信じる人の良さ。こうしたハンガリー人気質とコバケンは、極めて相性が良かったのでは。今日の指揮ぶりを見て?そう思いました。それにしても「我が祖国」全曲を聴くのは疲れる。前半の1曲だけで十分。


Re: コバケン あらき@管理人 - 2008/03/22(Sat) 01:21 No.666  

なるほど〜〜〜。ハンガリー動乱がくるあたりさすがです。
映画では、”69年のチェコ動乱(プラハの春)を覚めた視線で捕らえた「存在の耐えられない軽さ」も印象的です。
しかしながら、まあ、映画も舞台もあるいは動乱も(笑)、ショーとして成立してナンボ、という面も無きにしも非ず。
今日の場合、ゆるぎない信念と音楽が背景にあったことも一方では確かであり、多くの聴衆と共に「コバケン・ワールド」にどっぷりと浸って楽しんでしまった方が得策という気もします。
私はブラボーというか”天晴れ”だと思いましたよ(^^)。


Re: コバケン 横尾 順 - 2008/03/22(Sat) 09:02 No.667  

横尾@札幌市内のホテルから。昨晩の札響は渾身の演奏で、私の聴いた今までの演奏会の中でも屈指の演奏会でした。また、聴衆の皆さんのマナーもとても良く、演奏家、聴衆、ホールが一体となって名演を作り出していたかと思います。例えば、「高い城」〜「モルダウ」では、間を空けずに入りましたが、聴衆を指揮を見ていて、咳をする人があまりいませんでした。それにしても、緊張感が持続してオーケストラが一体となってすごい名演でした。昨晩は何回「すごい」という言葉を発したことか。ひとつあげるとすると「モルダウ」の中間部での弦楽器の合奏かなあ。あのピアニシモには泣きました。昨晩kitaraにいた人は全員が幸せなひと時だったと思います。こうした機会にめぐまれ感謝です。


Re: コバケン masahiro - 2008/03/22(Sat) 09:40 No.668   <Home>

21日の定期私も聴きました!
13年ぶりの札響登場となった小林研一郎氏の指揮を指折り数えて待っていました。昨年、年間スケジュールが発表になり、年度最後の3月に小林氏が「我が祖国」を指揮するのを発見し、どんなに楽しみにしていたことか!
13年前に聴いた札響と小林研一郎氏の定期、厚生年金会館でのチャイコフスキーの「マンフレッド交響曲」厚生年金にはオルガンがなく、終盤に登場するオルガンは電子を使用していました。ビリビリと共振する不快な音が鳴ったのまで妙に覚えています。その時も大熱演の札響でした。
小林氏の指揮はスケールが大きい。
小さな音にバランスを合わせるのではなく、楽器の限界と奏者の限界を最大限に生かすのも手腕。
武藤さんのティンパニにしても、真貝さんの力が加わったシンバルも、パワーを見せつけたトロンボーン群、強音でも輝きのある音を聴かせた福田さん筆頭のトランペット群、橋本さんのブラボーなソロもあった6本のホルン群、三瓶さんの抜群にやわらかで大喝采を浴びたクラリネット、モルダウで美しいアンサンブルと音を聴かせた森さん、高橋さんのフルート、ブラニークで美しいソロを聴かせた岩崎さんのオーボエ、いつもは目立ってすばらしい音を聴かせてくれる坂口さんのファゴットは今回見せ場がなく残念な感じ、弦セクションも1曲終わるごとに汗だくで大変だったことでしょう! 皆さん、素晴らしかったです!!
木管の方々も曲間でのスワブを通す回数は今までで最高だったのでは?
最後の小林氏の言葉の中に「入魂」という言葉が何回も出てきましたが、まさに「入魂」の演奏だったと思います。


Re: コバケン ゆり - 2008/03/22(Sat) 23:16 No.669  

こんにちは。
私も21日の定期演奏会にうかがいました。
私のような素人にも、びしびしとその気迫が伝わって来る、素晴らしい演奏だったと思います。
演奏される方々の動きも洗練されていて、とても美しいので、ビジュアル的にも引き込まれました。

「海の老人」さんが仰るように、密度の濃い演奏を受け止めるには、聴き手側の密度というか、体力(集中力)も必要とされるんだなあ、と、改めて思いました。
パーカッションの方のロビコンも素敵でした。


Re: コバケン アマデウス - 2008/03/23(Sun) 11:31 No.670  

炎の指揮者コバケンさん自身が、入魂の演奏と称した今回の札響の名演奏。文字通り、音に魂が入るとはこういう事なのかということを体験できました。私の魂も共鳴して震えました。ありがとうコバケン&札響、また入魂の演奏期待しています!


Re: コバケン 横尾 順 - 2008/03/23(Sun) 21:54 No.671  

横尾@安曇野です。羽田回りで新宿からあずさに乗って戻ってきたのでけっこう大変でした。ただそうした苦労も吹っ飛ぶほど素晴らしい演奏でした。正直言って昨年の「復活」よりも感動しました。「海の老人」様ご指摘の様に、聴きとおすのは大変なエネルギーが要りますね。しかし、それは当然でしょうか。非常に厳しい曲なのだと本当によく分かりました。masahiro様に同感で、私もこのプログラムが発表されてから心待ちにしておりました。先月の定期を飛ばして?満を持して聴かせて頂きました。今回はいくら言葉で言い表しても言い尽くせないですね。弦楽器群のピアニシモも素晴らしかったし、一貫して圧倒した金管楽器群や打楽器群、エレガントな木管楽器群。冒頭の雰囲気を決定付けたハープのお2人。そしてマエストロコバケン様。本当に幸せなひと時でした。
ではまたkitaraでお会いしましょう。


Re: コバケン 海の老人 - 2008/03/24(Mon) 11:11 No.673  

あれこれ考えず虚心に聴くべきでした。あれだけ強奏させておいて音楽は崩れないところがコバケン流。ターボルでしたか、ティンパニのものすごい強打。おそらく武藤さんも演奏生活で二度とあるかどうかの経験でしょう。一世一代とはあのことか。


Re: コバケン がぶり寄りフォーレ - 2008/04/11(Fri) 22:57 No.679  

小林さんは「○○の」じゃなくて、「○○な」と言っていたのでは?とすると「入魂の」じゃなくて、「雄渾な」ですね・・・たぶん。

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