2012年3月の定期演奏会 投稿者:福の字 投稿日:2012/03/03(Sat) 23:46 No.1085 | |
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最近、時系列が管理不能の模様なので、タイトルに西暦年も入れておきます。 3日を聴きました。ブラームスのピアノ協奏曲第3番(i.e.ヴァイオリン協奏曲ピアノ版)。楽器の特性からピアノのほうがソロの迫力を感じることができて良かったです。 ピアノ曲集本でヴァイオリンの名曲が編曲されているものを弾いて楽しむことがありますが、これも初心者向けにまで簡易になったものがあれば是非弾いてみたいと思いました。 それから、下野竜也さん均整のとれた雰囲気が感じられ、個人的には次期正指揮者になってほしいように思いました。 |
| Re: 2012年3月の定期演奏会 海の老人 - 2012/03/04(Sun) 10:01 No.1086 | |
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久しぶりのマチネーでした。下野さん、人気指揮者だそうですが人柄といい音楽への姿勢といい好感で来ました。札響も指揮者への共感からか好演だったと思いました。年度末を締めくくるにふさわしい定期だったと思います。ピアノの独奏者は自ら編曲して演奏するという、うらやましいような才人。ザグレブ生まれ、クロアチア人ですが、最近は旧ユーゴの構成国から有望な演奏家が輩出しているようです。長く悲惨な内戦を経てようやく落ち着きを取り戻したのでしょうか。音楽といいスポーツといい、あの地域は人材の宝庫だと思います。 |
| Re: 2012年3月の定期演奏会 ライブラリアン - 2012/03/05(Mon) 08:55 No.1087 | |
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下野さん得意のヒンデミット、良かったです。ブルックーもこの時期に聴く音楽として、胸に沁み入りました。 ブラームスは、ヴァイオリンで聴くシャープさが失われ、やはりこの曲はヴァイオリンで聴きたいと思います。 ベートーヴェンはヴァイオリン協奏曲を自身でピアノ版に編曲しました。やはり自身の編曲で聴きやすいと思 いますが、それでも違和感があります。 今年9月は原曲のヴァイオリン版を定期で取り上げるのは、原曲も聴いてくださいという配慮でしょうか。 昨年の3月定期では、チャイコフスキーをアンコールで演奏し、黙祷しましたが、今回できれば、ブルッ クナーを最後に持ってきて、黙祷で終わらせたほしかったと思いました。ブルックナーのアダージョはその ような気持ちにさせる、祈りに満ちた曲でした。 |
| Re: 2012年3月の定期演奏会 あらき@管理人 - 2012/03/05(Mon) 10:01 No.1088 | |
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ブラームスのヴァイオリン協奏曲のピアノ版には私も結局最後まで違和感をぬぐい去れませんでした。 ピアニストの演奏自体は技巧的にも素晴らしく、そういう意味では聴く価値はあったかにも思いますが、やはりあの曲はヴァイオリンで聴きたいです。 また、『ピアノ協奏曲第3番』という表記の仕方は、仮に編曲者本人が主張したとしても業界としてやはり許すべきではないだろうと思いました。
追伸:時系列管理不能すいません。対策の効果が出てくれるといいのですが・・。 |
| Re: 2012年3月の定期演奏会 ライブラリアン - 2012/03/05(Mon) 21:48 No.1089 | |
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ブラームスについて、もう少し言わせていただくのなら、ピアノ曲はヴァイオリンより沢山の名曲があるのだから、 編曲までしなくても・・・と思います。単旋律楽器のヴァイオリンでは、ピアノ曲を弾くにはあまりにハンデがあり ます。もしピアノ協奏曲をヴァイオリンで弾くなら、ヴァイオリンとビオラかチェロという組み合わせにして、複旋 律に対応させれば可能でしょうか。 ちょっとこのような気にさせたのは、3月のロビーコンサートはチェロとコントラバスの二重奏でした。チェロの 低音が、更に低いコントラバスの音が加わることで、高い音に聞こえ、とても魅力的に響きました。 ブルックナーも良かったので、タワーレコードで原曲の弦楽五重奏版を買ってきて聴きました。これまた、原曲の 方が、弦楽合奏より胸に来るものありました。荒木さん今度ノンノン・マリア弦楽四重奏団の演奏会で聴かせてい ただけないですか。ビオラの追加は、オーケストラ内の四重奏団なら容易ではないかと思いますが。 |
| Re: 2012年3月の定期演奏会 あらき@管理人 - 2012/03/06(Tue) 10:24 No.1090 | |
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チェロとコントラバスの二重奏は先日のバリエールのソナタや有名なロッシーニの「チェロとコントラバスのための二重奏」を筆頭に良い曲がたくさんあります。CDも沢山出ていますのでぜひ聴いてみてください。 ノンノン・マリアを思い出していただいてありがとうございます。ブルックナーも演奏機会があれば取り上げたい曲です。 一般的に上記2重奏もそうですが、SQ+va,SQ+Vc,あるいはシューベルトの鱒などなど・・、こうした変則編成の室内楽曲は人数がかさみ出演料の関係で演奏される機会が少ないですね。 |
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