11月1日
今日はカーディフで演奏会です。昨日も書きましたがカーディフの街は人が皆笑顔で親切でとてもいい街です。それに物価も安いです。住みたいと思うほど気に入りました。上の写真は街の目抜き通り。突き当たりにカーディフ城が見えます。城の外壁には各国語で「ようこそカーディフへ」という幟が下がっていました。
街の中心部は沢山の小道が張り巡らされています。お店がぎっしり並んでいます。ロンドンから来ると物価が安いのに驚きます。
ウエルズの首都とは言っても歩いて周れるほどの大きさです。買い物をしているとあちこちで楽員に会います。上の写真はUHBに狙われながら買い物をするフルートの森さんと高橋さん。
路地を歩いていると楽器屋さんを発見。試奏させてもらっているところです。相変わらず店員さんはとても親切です。飲み物まで薦められました。あまりにも親切にされたので何も買わずに帰るのも気が引けて松やにを買いました。
カーディフ城見学の模様。1時間の場内見学ツアーに参加しました。中は豪華絢爛リッチの極致でした。ローマ人が作った古代の城と近世まで実際にウエルズの貴族が住んでいた城があります。
ホールの外観。街の商店街などが集まる中心部にあり、広場になっています。広場は椅子やテーブルが出て、露天で買った飲み物などを飲みながら市民がくつろいでいます。
ホールの向いにある建物。この街の道案内の標識には英語の下にウエルズ語が兼記されています。
取材に来ている音楽雑誌のための全員記念写真の前の様子。この後広場は札響楽員で埋めつくされました。突然の東洋人大量発生に買い物客たちが驚いていました。
リハーサル前の風景。調べてませんが1500〜1600位のキャパでしょうか。一応近代的なホールです。派手ではありませんが落ち着いた響きのホールでした。
舞台側からみた客席。
開演前にロビーで木管五重奏のプレコンサートが開かれました。沢山のお客さんが集まりまいた。メンバーは森さん、岩崎さん、多賀さん、一戸さん、橋本さんです。森さんのスピーチがウケてました。
開演前の舞台裏。
会場はほぼ満席でした。ホントに素晴らしいお客さんたちでした。この街でBBCウエルズ響の首席指揮者を16年間勤めた尾高さんの人気もそうとうのものでした。アンコールが終わった時には物凄い歓声と拍手につつまれました。聴衆との一体感といいオーケストラ奏者を生業としていてもこんな素晴らしい演奏会に巡り合うことはそうはないです。スタンディングオベーションもたくさんいました。(この写真は私が撮ったものではありません) 尾高さんの終演後に時計を指差して「もう寝ます」という仕草、この街でもウケてました。
終演後は近くのパブで飲みました。英国はどこの街に行っても5時以降はパブが大盛況です。お店はどこも5時前に早々と締まってしまいます。みんなパブで飲むんですね。大抵食べ物は置いてないのでひたすらビールを飲みます。
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