今日はロンドンからカーディフへの移動日です。移動だけですので更新ネタはほとんどありません。夕べは英国に来て最初に泊まったホテルに一泊しました。色々な所に行ったので夕べは「帰ってきた」気持ちになりました。昼の1時に写真のバス３台に分乗してカーディフに向けて出発です。
上の写真はバイオリンの山下さん親子。私のところは夫婦で楽員ですが、今回の英国公演にはそうした楽員夫婦と、旦那さんが楽員で奥さんがエキストラ奏者というカップルが計8組参加しています。しかし親子でというのは山下さんのところだけです。お父さんの山下さんは去年三月に札響を定年退職した元首席第二バイオリン奏者、娘さんの山下さんは現役の札響バイオリン奏者です。出発前に笑顔で記念写真。
高速道路のサービスエリアで休憩中のひとコマ。コーヒーを飲んでいると遠くのほうから楽員たちのものと思しき歓声が上がっています。更新ネタをゲットできるかもと思って急いで行ってみると歓声の原因は写真の自動販売機でした。アイスクリームの自販機なのですが、掃除機の吸い口のようなものが移動してバキューム式で選んだアイスクリームを吸いつけて取り出し口の上でボトっと落とします。
同じくサービスエリアでの写真。コーヒーとドーナッツを食べる尾高さんと記念写真。「また撮るの（笑）」と言われてしまいました。「はい。更新ネタが無い日は登場していただきます（笑）」
高速道路から撮ったブリストル水道。イングランドとウェールズの境界になっている湾とも河口ともつかない遠浅の水道です。塩の満ち引きで１ｋｍも海岸線が変わる地域もあるそうです。この旅行でブリストル水道を渡るのは３回め。
今日宿泊のホテル。英国の小噺に『英国人が道で出会った時、イングランド人同士なら黙って通り過ぎる、アイルランド人は喧嘩を始める、スコットランド人は自分の財布を押さえる、ウェールズ人は歌を歌いだす』というのがあるそうです。この旅行でウェールズ訪問は２度めですが、他の地方を周ってくるとここの人たちの陽気さと人懐っこさが頷けます。ホテルのフロントやレストランのウエイトレスも親切でよく話ますし、私たちの乗ったバスに向かって道行く人が手を振ったりふざけて見せたりする光景に出あうこともあります。
今日は観光ガイドブックのような「英国便り」になってしまっています。ついでにもう一つ。英国内に２種類の紙幣があるって知ってましたか？。私は知りませんでした。上は英国全土で普通に流通している10ポンド紙幣。下は北アイルランド独自の10ポンド紙幣。価値は全く一緒ですが、英国本土では北アイルランド紙幣を受け取らない店もあるとの話しですが、英国本土でも北アイルランド紙幣をお釣りもらったりするのでほとんど大丈夫なようです。それにしても、いくら独自性が強いとはいえ紙幣まで作ってしまうとは。”出会って喧嘩を始める”という気性と無関係ではないのかもしれません。なにやらカッコイイです。”北海道円”というのも作ってみてはどうでしょうか。ちなみに北アイルランド紙幣の人物はダンロップ博士。
今日は夜にホテルの部屋でUHBの取材を受けました。私がデジカメでＨＰ更新のための取材をしているところを取材されたのがきっかけです。こんな機会はめったにないのでＨＰ更新用に取材風景を取材させていただきました（笑）。私の更新写真用に「絵作りしましょうか？」との心憎い配慮。さすがはプロです。マイクをヌッとだしてカメラを構えていただきそれらしく絵を作って下さいました。当ページの事は旅行前のリサーチで既にご存じだったとのことで制作者冥利に尽きます。更新しているところの撮影とインタビューがありました。緊張してカーソルが震えたらかっこ悪いな・・・、などと思いながらもなんとか無事に”絵作り”しました（笑）。
明日はウェールズの首都カーディフで演奏会です。カーディフは街に中心にお城があるとても綺麗な街です。お楽しみに。