色々と用事を済ますために1泊2日で東京に行ってきました。 2日目に新しい親戚家族と浅草で会いました。浅草寺に行き子供もいるので花やしきにも行きました。年の瀬で賑わってました。仲見世で面白いものを見つけて買いました。写真の「こち亀もんじゃ焼きせんべい」です。こち亀フリークには答えられない一品です。親戚たちが見守る中買いました。3歳の子供の「ホントに買ってる〜」という言葉が印象的でした。 浅草で思い出すのは大学3年生のころ、始めてプロのオーケストラに仕事で行くことになり、燕尾服を持っていないで困ったことがあります。ちょうどそのころ昭和天皇が崩御され、皇室関係の行事が相次いだためか、三越にかろうじて既製の燕尾服が置いてました。しかし、35万円もするのです。知り合いのテーラーなどいろいろあたったのですが、最低でも15万円くらいはするらしい。当時は音楽関係の知り合いもいないし、お金も無いし、本番の日は近づいてくるし、困った挙句「芸人の町・浅草」に救いを求めることにしました。浅草の縦横にある商店街の古着屋、衣装屋を片っ端から当たっていったのです。浅草の人たちはとても人情に厚いというのもそのとき知りました。「燕尾服探してるっていうお兄さん、あんたかい?」と何度か言われました。「あの店で見たよ」と言われて見に行くと、大抵はモーニングでした。そんなこんなで2日目にやっと浅草寺の裏の古着屋で見つけました。二万円でした。その燕尾は札響に入っても暫く使ってました。 そんなことを懐かしく思い出しながら浅草の町を歩き、最後においしい天ぷらをご馳走になって帰ってきました。 |