６月27日更新
（5月１１〜16日）
5月10日に挙げた結婚式の翌日から４泊6日の旅行です。「え、荒木がハワイィィ〜？、似合わなね〜」「ミャンマーあたりでアロハ着てまだらに日焼けしてる荒木は想像つくけど、ワイキキで小麦色に日焼けした荒木は想像がつかん」・・・・・などといろいろ言われながら行きました。要するに新婚旅行くらいは音楽のことを忘れたかった訳です。ウィーンなどはもっての外。
さて、ハワイって本当にアメリカ合衆国の一部なのかと思うほど、カルチャーは完全に東南アジアですね。日本語で語りかけてくる露天商や、夜遅くまで喧騒が続くワイキキの街など、以前演奏旅行で周った東南アジア諸国そっくりです。でも、さすがにリゾートが売りなだけあって街中綺麗でゴミ一つ落ちていませんでした。
ホテルやコンビニや観光地などは本当に日本語と日本円が通じるんですね。ただし日系の人達の間で何世代も経過した日本語だけあって少し変ではありますが。街中も日本語の看板であふれかえっています。日本人に便利というよりも、アメリカ本土からの観光客が「自国の中の東洋」という感じで喜ぶのではないでしょうか。よくアメリカ映画にでてくるような、アメリカ人の想像している東洋、が形になったような気もします。
ハワイって人口分布の上では一番多いのがアングロサクソン系の白人たちで、次が日系人、３番目がハワイにもともと住んでいるポリネシア系の人達だそうです。でも１番多いはずの白人たちと、私たち観光客が接する機会はほとんどありませんでした。途中ハワイ島に行ったときに現地の日系人ガイドのおじさんが「白人は大嫌いだ」言っていました。買い物をしていても買わないと分かると急に態度が変わる現地系の人もいたりして、なかなか複雑で深刻な民族問題もありそうです。民族対立の上にリゾート業という薄皮一枚で大同団結している・・というのは大袈裟かもしれませんが。
自分と家族用のおみやげはヴィンテージアロハのみの一点豪華主義でいきまいした。
