2012年10月定期演奏会 投稿者:福の字 投稿日:2012/10/13(Sat) 21:45 No.600 | |
|
13日の方を聴きました。今月は、楽章間のノイズも少なかったと思います。
前半 ベルリオーズ「イタリアのハロルド」;構造も判り易くよい曲目でした。 第4楽章で山賊の主題と前3楽章までの主題回想が往来した後の提示部終盤、シンバルの響きとともにソリストがややうなだれ気味に着席する様子が、『嗚呼やられちゃったのね』という雰囲気を 醸し出していたように思いました。 再現部とコーダの間で回想されるハロルド主題は何を意味するのか、山賊同士で『あぁハロルド。うん、そんな奴もいたなぁ』みたいなことなのでしょうか?
後半 R.シュトラウス「イタリアより」;構造は判るのですが、『自由な三部形式』とか『自由なソナタ形式』というのは何が省略されているのかといったことに気を取られて若干集中できないこともありました。 もう少ししっかり予習して臨みます。 |
| Re: 2012年10月定期演奏会 あらき@管理人 - 2012/10/14(Sun) 10:47 No.601 | |
|
|
2曲とも技術的に非常に難しく一瞬も気を抜けない曲だったので、疲労の度合い著しい定期でした。 そのせいか両目に物もらいが出来てしまいました(笑)。 ヴィオラの広狩さんのソロは本当に素晴らしく、特に音色に独特の世界観を感じました。 こうしたマイナー曲の組み合わせは興行的に大変不利だとは思いますが、やはり入りはもうひとつでしたね。
|
|