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不規則投稿について 投稿者:どーもくん 投稿日:2012/01/28(Sat) 20:47 No.1069  
最近、非常にふざけた不規則投稿が増えています。恐らく同一人物だと思います。管理人さん、こういう非常に不愉快な不規則投稿を拒否することはできないのでしょうか。この掲示板の権威にも関わります。よろしく御願い致します。


Re: 不規則投稿について あらき@管理人 - 2012/02/04(Sat) 02:11 No.1070  

この手のスパム投稿には本当に辟易しますね。
今のところ発見次第削除という方法を取っていますが、削除してもBBSの仕様上投稿のあったスレットが上位に来てしまいます。
BBS自体を新しくしてスパムを排除する方法を考えていますが、その場合今までのログを新しいBBSに引き継ぐことができません。
書き込みの主が消え失せてくれるのが一番いいのですが・・。


545回定期 投稿者:海の老人 投稿日:2012/01/23(Mon) 15:49 No.1063  
年明け早々の第545回定期、注目の若手バイオリニスト神尾真由子が出演しましたが反響はどうだったのでしょうか。日本人というよりロシア人的な感性だと自ら告白する神尾、レコーディングでは指揮者とやり合ったとか。札幌での演奏は多分初めて(函館では公演)で曲はハチャトリアンの協奏曲。オーソドックスながらスケールの大きさを感じました。P席からの後ろ姿もたくましくいわゆる女流の枠にはまらない演奏家です。指揮者はサッシャ・ゲッツェル。オーケストラを豪快に鳴らした。


Re: 545回定期 海の老人 - 2012/01/25(Wed) 19:54 No.1065  

訂正します。神尾さんの札幌での演奏は09年3月定期以来2度目でした。あの超スローテンポのシュナイトとの共演でした(札響プログラムより)


尾高さんのベートーヴェン 投稿者:ライブラリアン 投稿日:2012/01/12(Thu) 21:39 No.1059  
古楽器演奏者たちを中心に様々なベートーヴェン研究が発表されている現在、尾高さんをはじめ指揮者の皆さんは、ベートーヴェンを演奏するのに、苦労されていると思います。
尾高さんのチクルスのテンポはかなり速いものでしたが、私は36年前尾高さんと東京フィルで英雄などを聴いています。その頃はもっとゆっくりで重い演奏だったと思います。
ベートヴェンのテンポが速くなってきているのは、ベートーヴェンが指定したメトロノーム記号の捉え方が変わってきたからではないでしょうか。指定に従えば相当早くなります。例えばロジャー・ノリントンの解釈http://www.kanzaki.com/norrington/note-sym9.html
などを見ると、早くなるのがよくわかります。
昔はベートヴェンのメトロノームはかなりいい加減だったのだろうと、この指示は無視されていて、指揮者によって自由に解釈されて演奏されていました。現在、ベートーヴェンの使っていたメトロノームはそういい加減ではなかったという研究もあります。
尾高さんもそのあたり、かなり研究の上、このようなテンポをとったと思われます。
とはいえ、テンポを上げた演奏には、それ相当の技術がなければ、感動とはほど遠い演奏になります。
今回のチクルスも、まだ途上にある演奏と感じました。
1975年岩城さんが札響正指揮者就任してすぐの第九も聴いていますが、コーダをぐっとテンポを落として演奏していました。恐ろしいほど追い上げた尾高さんとは対照的な解釈でした。
今回のチクルスはブライトコップ新版を使ったということですが、旧版のコーダがプレスティシモに対して、新版ではプレストになったそうですから、もう少し遅くてもいいようにも思います。
個人的には昔の巨匠たちの演奏するベートーヴェンが好きですが、今演奏するには、新しい研究を踏まえた演奏を要求してしまいます。尾高さんにはもっと研究して、更に完成度の高いベートーヴェンを演奏してほしいものです。
その意味では、楽譜研究の虫といわれる高関さんが正指揮者を辞任したのは残念です。

最近ロビーコンサートに、主席奏者ではなく真ん中より後ろで弾いている人たちがよく登場します。昔よりきれいで揃った音に聞こえます。オーケストラは末端まできれいな音で弾いてくれなくれは、良い演奏になりません。その意味で、札響が最近いい音になってきたのは、このように後ろで弾いている人たちの腕が上がってきたからではないでしょか。これからも期待していますから、ロビーコンサートでも良い演奏を聴かせてください。



Re: 尾高さんのベートーヴェン あらき@管理人 - 2012/01/13(Fri) 23:53 No.1060  

書き込みありがとうございます。
曲のテンポに関しては時代とともに変化しますし、人それぞれ好みが別れるので難しいところですね。

ロビーコンサートについて褒めていただいてありがとうございます。
ですが、ひとつだけ誤解なさっているかに見える点について申し上げると、オーケストラの弦楽器奏者の席の並びはけして「上手な人順」に並んでいるというわけではありません。
これは建前ではなく本当の話です。様々な個性や経験値の奏者がいますが、弦楽器全体として良い音が鳴るようにむしろ個性が偏らないように気を配って配置されていることが通常です。
なので、特別の契約で入団する首席奏者は別ですが、前の方の人も後ろの方の人も上手か下手かという点では変わりありません。逆に一番後ろの方に楽員たちが一目置く素晴らしい奏者がいるということも珍しくありません。

というわけで、また書き込んでください。


Re: 尾高さんのベートーヴェン どーもくん - 2012/01/15(Sun) 20:58 No.1061  

しばらく荒木さんの投稿がなかったのでうれしかったです。荒木さんは札響の団員という立場ですから、発言は難しいですよね。曲のテンポについては、聴く我々個人の好みという所は勿論あると思います。ただ、特にベートーベンやブラームスの交響曲といった有名な曲は我々聴衆はいやというほどCDで聴いています。好きな曲、好きな演奏は何度も何度も聴いているのです。私個人のことで恐縮なのですが、私は中学生の頃(今から40年以上前)からクラシックのレコードを聴いてきました。私のクラシック入門は河出書房の17cmレコードが付録で2枚付いているクラシック音楽全集でした。第1巻がベートーベンで、カラヤン、フィルハーモニア管弦楽団の運命とコリオラン序曲でした。最初はこのレコードしかなかったのでいったい何十回何百回聴いたか分かりません。そうすると「刷り込み現象」と言って最初に体験したことが原体験になるのですね。この頃スタンダードだったのは、カラヤン、クレンペラー、ベームといった指揮者で、ちょっと前はフルトベングラ−、トスカニーニといった指揮者でした。私のような現在50代、60代といった恐らく札響の定期会員の中心になるような人々はこういった演奏にどっぷりと慣れ親しんでしまっていると思います。それらのレコードのテンポが脳細胞に刷り込まれているのです。ですから、最近の研究に則ってベートーベンの時代のメトロノームがどうのと言っても私たちの体が慣れ親しんだテンポというものがあるのだと思います。多分、ベートーベンは私の世代はやはりどっしりとしたゆったりとしたテンポが心地良いのだと思います。ただ、間違いなく言えるのはどんなテンポであれ、指揮者が明確な意図を持って設定したテンポが団員が共感し、一丸となって演奏した演奏は名演になるということです。それが、生の演奏の素晴らしさであり、そういった演奏に出会うために私たちは札幌の真冬の厳しい寒さの中キタラに通い続けるのであります。これからもそういった演奏を期待しています。


第九 投稿者:どーもくん 投稿日:2011/12/18(Sun) 21:48 No.1053  
17日の第九を聴きました。ベートーベンチクルスの最後を飾る素晴らしい演奏でした。私は札響の第九を過去40年間、どれだけ聴いたか分かりませんが、今回の演奏は恐らく最高の部類に入るできばえだったのではないでしょうか。9年前の前回のチクルスの時の第九はCDになっていますが、熱演ですが、全体的にテンポが速く、何かせき立てられるような少し落ち着きのない感じの演奏でした。今回の第九はテンポについては私の好みよりやはり少し早いのですが、前回と違い、落ち着きが感じられました。ホルンが少し不調だったのが残念ですが、でもほぼ技術的には完璧でした。そして、素晴らしい集中力。最初の弦のタターン、タターン、タターンという下降音からその集中力は始まり、最後まで維持されました。フィナーレは圧巻でしたね。今回特筆すべきは、合唱の素晴らしさです。札響合唱団になって間違いなく合唱のレベルが上がりました。発音が良かったし、音量がありました。(配置の性でしょうか)チクルス全体では、どうしても毎回ベートーベンの交響曲ばかりということで、中にはちょっと緊張感に欠ける演奏がありました。仕方ないことかなと思います。今回の第九が素晴らしかったのは、超満員の聴衆の力もあると思います。コンサドーレが最終戦で実力以上の力を発揮してJ1昇格したのも、4万人のサポーターの力が大きかったと思います。札響も毎回満員だともっと熱い演奏が聴けるのになと、思いました。


Re: 第九 札響ファン - 2011/12/29(Thu) 18:01 No.1055  

18日の第九を聞きました。第九をコンサートで聞くのは初めてでしたが、
率直な感想を書かせていただきたいと思います。

残念ながら、私が行きました18日の演奏は、全体的に単調で、演奏が速い印象を受けました。
あのスピードで緩急のバランスが求められる中の、緩い・繊細な部分を表現できるのでしょうか。

さらに、あまりに速い演奏だったため、全体的に雑な印象を受けました。
気持ちのよいコンサートには心から拍手するのですが、
残念ながら、拍手をする心地がしませんでした。

唯一の救いは、どーもくん様がおっしゃっているとおり、合唱の素晴らしさです。
こちらに関しては文句ないと思います。

しかしながら、私は合唱を聞きに来たのではありません。
札響の第九を聞きに来たのです。

来年も聞きに行きます。
その時には是非素晴らしい演奏を期待しています。


Re: 第九 どーもくん - 2011/12/30(Fri) 17:03 No.1056  

「札響ファン」さん、お返事ありがとうございます。そうですか、かなり演奏が速く感じられたのですね。やはり、尾高さんのベートーベンは基本的に速めですね。これは最近のベートーベン解釈が一般的にそうなのでしょうか。私には専門的なことは分かりませんが、聴く側の問題もあるのでしょうね。私は今57才で、札響は15歳の時から聴いていますから40年以上聴いていることになります。私が慣れ親しんだ演奏は1960年から90年くらいまでのものが多く、今好んで聴いているチェリビダッケもそうですが、尾高さんの演奏に比べると総じて遅めです。ただ、単純にテンポが慣れているかどうかという以前に、あまりにも速いと「札響ファン」さんが言っているように細部の聴き所をじっくり聴くことができないように思います。チェリビダッケの演奏は時々「エッ!?」というような表現もありますが、私たちがそこの所をじっくり聴きたい、という気持ちを満足させてくれます。そういう意味で尾高さんの演奏がやや物足りない気がするのです。でも、今回の第九は、演奏の集中力、そして気持ちの盛り上がりという意味でやはり名演であったと思います。そこは「札響ファン」さんとはちょっと印象が異なりましたね。CDになったら、もう一度じっくりと味わってみたいと思います。


Re: 第九 todo - 2012/01/05(Thu) 14:00 No.1058  

 第九は久しぶりに夫婦で、と思っていたのですが、残念ながら満席でかないせんでした。結局なんだかんだでベートーベンチクルスは一つも聴けずじまいでした。残念。
 私が聴いた第九では、約30年前、サバリッシュ指揮バイエルン国立が凄かった。合唱は40人もいたでしょうか、少なかったけれど、圧倒的な声量でびっくりしました。会場は厚生年金会館大ホール。
 私も「どーもくん」氏と同じくチェリビダッケやクレンペラーが好きなので、どちらかというと遅めの演奏を好みます。第九だったら1,3楽章は特に、じっくりと聞きたいと思うので、あまり速いとどうかな、と思います。尾高さんのベートーベンはしばらく聴いていないので何とも言えないのですが、尾高さんの演奏は割と肌に合うので、多少早めでも満足できるような気はします。「札響ファン」氏にはしっくりこなかったというのは、残念ですが仕方ないですね。
 でもこういう率直な意見交換が出来るというのは、いいことだと思います。底にあたたかい愛さえあれば、時には辛辣な批評があってもいいのではないでしょうか。ここはそういう場であって欲しいと願っています。
 1月定期は「幻想」ですね。久しぶりにぜひ聴きに行きたいと思っています。


ニューイヤーコンサート 投稿者:海の老人 投稿日:2012/01/02(Mon) 17:04 No.1057  
六花亭真駒内店で元日の午後、開かれたニューイヤーコンサートを初めて聴きました。今年で10回目、いつも売り出すとすぐチケットが完売となる人気だそうです。弦が4、2、2、1と管楽器はホルン2、フルート、クラリネット、オーボエ、ファゴットが各1、打楽器、ハープという編成。指揮者はなし。曲は前半がポルカ、後半はワルツが中心。合間に楽器紹介などがあり、今年の新機軸として飛び入りの指揮者コーナーがありました。ポピュラーな曲ばかりでしたが、最小編成ながらしっかりと音は出ていた。ちょっと不安定になったりこなれていない面もあったが、多忙な年末を抱えてよくやったと思う。大森さんのリードと、ホルンの島方さんの簡にして要を得たトークをたたえたい。楽員が自主的に行う演奏会は貴重です。


来年度の演奏会 投稿者:よこお じゅん 投稿日:2011/12/21(Wed) 23:55 No.1054  
 皆様こんにちは。札響のホームページに来年度の定期演奏会のプログラムが載っています。4月のエリシュカさん指揮の「新世界から」は是非聴きたいなー。


ベートーヴェン・ツィクルス#4 投稿者:福の字 投稿日:2011/12/10(Sat) 21:42 No.1052  
10日の方を聞きました。

初めの2番。今ツィクルスのマチネー(B日程)における8曲のなかでは最も良い部類に入るように思います。予習したN楽団とO楽団のCDも上回っていたように思いました。若干ゆっくりめであったことで弦の一音一音がハッキリと聞こえたことが良かった。第2楽章展開部の最も幻想的な部分も残響なくキチンと聞こえました。音量も聴かせていたし、楽章間の咳も非常に少なかった。ノーカットでCD採用のようにも思いましたが、第4楽章のコーダの弱音のところで大きな咳が3回あったので不採用かなと思います。

メインの6番。チェロによる第1楽章の第2主題は本当によく聞こえました。今年度のマイシートは、指揮台越しにチェロを見るので首席の方も管理人さんも見えないのですが、解説書で予習してマークしておりましたので、ここの本当の主題はチェロであるということがよく判りました。ただ提示部の反復が行われず、もう1回聴けなかったのは残念でした。
第5楽章再現部の第1主題、3回繰り返されて盛り上がる1回目の音量がもう少し欲しかったように思いました。録音では、技術力でカバーして欲しいと思いました。

マイシートからはこのように聞こえたという、あくまでも‘個人の感想’です。
当方は、「定期」と「名曲」にのみ参っておりますので今年はこれで終わりです。
9日の方はいかがだったでしょうか。


ベートーヴェン・ツィクルス#3 投稿者:福の字 投稿日:2011/11/12(Sat) 19:38 No.1051  
12日の方を聞きました。プレトークで、裏方さんにも仕事を語っていただき、よかったように思いました。

初めの4番。全楽章ともよく響いていたように思いました。30回ほど予習したK楽団やN楽団のCDよりずっと良かった。
第2楽章で、終結のやや直前部分のティンパニーがハッキリと聞こえていてよかった。ここは各CDでもよく聞こえない状態なので、録音では是非拾えていてほしいと思いました。
第4楽章は、速いテンポでしたが、再現部第1主題のファゴットはキチンと聞こえました。ファゴット奏者の方はスタンドアップにも涼しい顔だったのが印象的でした。

メインの5番。第3楽章のトリオは低弦にとてもキレがありよく聞こえましたが、続く2回目のスケルツォとコーダは管弦ともに抱いていたイメージと違いました。
加えて弱音部ということで客席のノイズが耳障りで、この部分の特徴である怖さ、不気味さを味わうことができませんでした。
第4楽章は、提示部の反復が実施されました。前の楽章とアタッカになっている先頭にどうやって戻るのか、かねてからの疑問が解消されたことは嬉しかったです。

あくまでも当方のマイシート位置からはこのように聞こえたという‘個人の感想’です。
11日の方は、如何だったでしょう。

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NO: PASS:

- KENT & MakiMaki -