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金曜夜の公演を聴きました。まさに尾高・札響の面目躍如と行った内容だったと思います。武満の音楽の中に流れる”優しさ”と札響の表現がぴったり合うのだと思います。武満さんはそのことを感じておられたのですね。ショスタコのチェロもよかったです。ペレー二というチェリストは暖かな演奏をする方ですね。ショスタ5は尾高・札響の十八番ですね。何回も聴いていますが、だんだん極まっている感じです。各パートのソロの方々も自信を持って吹いているのが感じられます。この曲が5月の欧州演奏旅行のメインとなるのですね。前回の英国演奏旅行がマーラーの4番とシベリウスの2番、で今回がこの曲とチャイコの6番ですね。私としてはチャイコは良いのですがなぜショスタ5なのかなとちょっと思います。尾高さんがお好きな曲なのだとは思いますが。皆さんはどう思いますか。「尾高・札響とくればこの曲」というのはみなさんならどうですか。私ならできれば尾高さんお得意のエルガーとかちょっと頑張ってブルックナーの4,7,9番あたりとかシベリウスの1,5番とか本場ではきついかも知れませんがブラームスの1,4番とかどうでしょうか。 |